「病気の症状を定義する」ことは 命を守るときもあるが「死に至らしめる」可能性もある

私は

くも膜下出血になったときに起きる症状は

 

<バッドで殴られたようなものすごい痛みの頭痛>

 

という話をよく耳にしていました

 

しかし

私がくも膜下出血になったときに起きた症状は

 

バッドで殴られたようなものすごい痛みの頭痛は「なく」

 

 

<首と肩がおかしな状態で固まる>という症状でした

⭐︎くも膜下出血の発症は夜中にトイレに起きたときでした

そのときは頭痛という症状はありませんでしたが

朝目覚めてからは「首や肩を動かすとものすごく頭が痛い」という症状はありました

しかしその痛みのレベルを「バッドで殴られたくらいか?」というと

「バッドで殴られたことがないのでわかりません」というのが率直な感想です⭐︎

 

 

そのため

私はくも膜下出血などの<脳の病気>にかかっているなどという発想は起きませんでした

むしろ

<筋肉痛などの体の疲れ>だと思い

「寝れば治る」などと考えてしまいました

そのため

病院に行ったのは

くも膜下出血発症後1日半を過ぎてから」でした

もしかしたら

病院に行くことさえしなかったかもしれません

 

私は今

元気に毎日を過ごしていますが

後遺症に苦しんだ時期がありました

もしも

<もっと早く病院に行っていたら>「後遺症に苦しむ日々などなかった」かもしれません

それどころか

もしも

<あのまま病院に行かなかったら>「確実に死んでいた」と思います

 

 

この経験から私は感じました

「ある病気の症状などを定義することは

命を守るときもあるが<死に至らしめる>ときもあるのでは?」と

ですから

病気の症状を定義して

「この症状のときはすぐに病院へ」という風に

世の中に広く知らしめることはとても意義のあることだと思います

しかし

一方

私のように

「この症状じゃないからあの病気ではないので病院に行く必要はない」と

考えることにつながる可能性もあるということです

 

病気の症状などの定義で

「必ずこの症状」という風に広まることはとても危険だと感じました

なので

「この症状が多くある」

「この症状があれば〇〇という病気が疑われる」というくらいで

 

病気の話はしないといけないな

自戒を込めて思いました

ので

記事にしてみました

 

 

脳心

そして

私は

もう1つのある経験から

「患者が家で困らないための簡単な医療マニュアルが必要なのでは?」と考えていました

例えば

・薬を飲んだ後にその前後に食べたものを吐いてしまった場合の対処法

・目薬をさす順番を間違えてしまった場合の対処法

・薬の保存場所(適温など)

このような事柄をまとめた「マニュアル本」が必要だと考えていました

なぜなら

薬を処方してもらったときには考えもしなかった事態が

「家」で起こることがあります

そのとき

時間が薬局の閉店時間後だったりした場合は聞くことができません

しかし

薬は飲まないと(薬の効き目がないと)「命の危険にさらされる」場合もあります

しかし

薬を飲みすぎても(薬の効き目が過ぎても)「命の危険にさらされる」場合もあります

では

この場合はどうすべきなのでしょうか?

「吐いたモノの中に薬だとはっきりしたものは見当たりません」

しかし

「もしかしたらこれかも?というものがあります」

しかし

「違うかもしれません」

 

皆さんならどうしますか?

 

私はこういった経験を以前したことがありました(患者は私ではありません)

そのときは

夜遅い時間でしたが

お医者様が電話に出てくださり対処方を教えていただきました

本当にうれしく

そして

本当に感謝いたしました

同時に

診察の時間外なのに迷惑をかけてしまったことを

たいへん申し訳なく思いました

 

それで

「こういった対処法がわかる医療のマニュアルがあればいいのにな」と

考えたのです

しかし

そのことを記事にしたいと思いブログを書いていて

「マニュアルを作るにはたくさんのハードル(問題)がある」ことに気づきました

しかし

それでもやはりマニュアルが欲しいという気持ちは変わりません

なので

「患者が家で困らないための医療マニュアルの必要性について」の

記事も投稿しようと思います

 

脳心

 

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