一般病棟での記憶②脳神経外科医のお医者様の不思議な回診

今日は

一般病棟で体験した

脳神経外科医のお医者様の回診の記憶です

 

ある1日だけおかしな回診があったのです

いつもは病室に5秒もいない脳神経外科医のお医者様たち

病室には入ってこられますが

私の顔も見ずに様子も見ずに出ていかれます

「ただ病室に入った」だけの回診です

でも

私は

「お医者様は本当は忙しいから回診なんてしたくないって思っている」

「でも規則になっているから回診に来ている」

「だからあんな態度でもお医者様にそれ以上期待してはいけない」

そう思っていました

ところが

ある日のことです

いつも回診は3人のお医者様でこられていました

その3人のうちの2人のお医者様が私に

「変顔」を見せたのです

にらめっこしましょ!あっぷっぷっ!

って感じです

私は少し笑ってしまいました

 

 

<振り返って>

わたしはその回診の日のお医者様のことを

「気をつかってくれたのだな」

「やさしい素敵な先生たちだ」と

ほんの5秒前まで思っていました

でも

改めてこうやってブログを書くために思い出していたら

気づいてしまいました

そう

気づいてしまった

あれは

あれ「も」?

「気づかい」じゃなくって「テスト」だったのかーって

はー

バカですねー私は

実は

その数日前か前日か?の回診で

私はものすごく悲しい思いをしました

その回診は

回診の「か」ぐらいもない回診でした

病室に先生たちが入ってきた!と思った瞬間に

2人の先生はさっと踵を返して出ていかれてしまいました

私の顔どころか私の姿形も見ていない

「先生たちの頭の中に私は存在しないものなのか」と

感じる出来事でした

ただ3人のあと1人である当時の担当医の先生は

私が悲しんでいることに気づいてやさしい笑顔を見せてくれました

そんなことがあったので

てっきり私は2人のお医者様が担当医の先生から

私が悲しんでいたという話を聞いて

それで

<私に気をつかってくれて>

「変顔」で笑わせてくれたのだと思っていたのです

本当私ってバカですね

自分を何様だと思っていたのだろう

ただの何でもない患者にお医者様が気をつかうなんてこと

あるはずがないのに

何を勘違いしていたのだろうか

恥ずかしい

えへへ

気づかなかった方がよかったっーー!!

って

一瞬思いそうになったけど

そんなことない!!

気づいてよかった!!

本当に気づくことができて

本当によかったぁぁぁぁああああーーーー!!!!

って

思っています

 

脳心(のうこ)

 

もうお昼過ぎちゃったけど

今日もまだまだ

がんばるぞーってことで

よかったら....えへへ