集中治療室での後半の日々(なのですが ちょっと変なのです)

集中治療室での後半の日々について書きたいと思います

(途中まで書いていてやめました

その理由について考えていて気づいたことがありましたので

そのことについて書いています)

 

ある程度の期間がすぎると

集中治療室での1日に変化が出てきました

体を拭いてもらったり

パジャマを変えてもらったりしました

このとき私は体を自分の意思で動かすことができなかったので

看護師さんたちは本当にたいへんだったと思います

そして

リハビリが始まりました

脳のリハビリは

絵を見せられて質問に答えたりしました

体のリハビリは

リハビリをしてくださる方が

私の足を持って曲げたり伸ばしたりして動かしてくださいました

まったく何もすることがない1日からの脱却です

私はリハビリの時間を楽しみにするようになりました

足を動かしてもらうと

「退院に近づいてきたー!」って思えました

でも

脳のリハビリは

 

 

 

昨日ここまで書いていたのです

なぜか私はここから書くのをやめました

いえ

書くのをやめた理由はわかっているのです

それは

「何かおかしいのでは?」と

そう思ったのです

「脳のリハビリ」と思っていたあの記憶

あのときのことを

思い出す度にいつもなんだかおかしな違和感を感じていました

「あんまり意味がなかったな」とか

看護師さんも

「もうこんなに何日ももしなくていいんじゃないの?」

「この人大丈夫だし!」

って

思っているのでは?

なんて考えていたなーって思い出すたびに

同時に

なんだかおかしな違和感をいつも感じていたのです

それで

昨日はここで書くのをやめてしまいました

そして今日

「続き書こうー」と思って

また「脳のリハビリ」のことを考えていたら

急にひらめきました!

あ!

わかった!

あれって

「脳のリハビリ」じゃなくって

「脳のテスト」だったのだ!と

そう

あれは

きっと必ず絶対に

「脳のテスト」だったのです

(だから看護師さんが「この人大丈夫だしー!」って思ってるって感じたのかもしれません)

私は

「足のリハビリはじまります」って

言われたから

「脳のリハビリ」と思っていたのか?

でも

「脳(頭)のリハビリ」と言われたような気もするし....

でも

「脳(頭)のテスト」と患者に言うと

緊張したりするから

「脳(頭)のリハビリ」と言ったのかもしれないし

このへんは定かではありません

ただ

思うのです

「脳のリハビリ」でも「脳のテスト」でも

私にこれから先起こる現象(後遺症?)を見抜くことはできなかったのでは?と

リハビリのおかげで脳がスムーズに動くようになったかもしれません

テストのおかげで私は「異常なし」と退院に向けてスムーズに動き出したのかもしれません

しかし

私の後遺症の「記憶力の低下」や「人格障害」や「不思議な体験」が起こった(起こる)のは

<退院後数ヶ月経ってから>だったのです

もしこのリハビリ(テスト)でそれを見抜くことができていたならば

退院時に

「何も問題ない」と主治医のお医者様が言うことはなかったと思います

「気をつけてね」と言う言葉を私が忘れているのでは?とも考えましたが

それこそ問題なのですから

主治医の先生が

「紙に書いて渡す」なり

「誰か信頼できる人間を退院時には呼んでいっしょに話を聞いてもらうようにしている」なり

していると思うのです

しかしそう言った措置はされていません

また

退院後の通院でも

私になんらかの問題が生ずる恐れがあるというようなことを言われていませんし

そう言った態度もまったくありませんでした

 

<振り返って>

私ってある意味「運がよかった」のだなと思うのです

もしも

退院後に出てきた後遺症がもっと重篤なものであったなら

思うと怖くなってきます

そうだったなら

私は今頃どうなっていたのかわかりません

それで

この問題はこれですませていいものなのか?

考えたりもしましたが

お医者様に言ったとしても

「どうすることもできない症状」や「信じてもらえないような体験」です

さらに

この後遺症?を私はもうすでにひとりで克服しました

なので

さらにお医者様にとっては

「たいした問題(後遺症)ではない」でしょう

だからお医者様に話しても

「あーそう」くらいの気のない返事を返されたり

「めんどくさいこと言うなよな」みたいな顔をされたりして

悲しい気持ちになるのが嫌なので

次の診察日には

今の時点では

「何も問題ないです」と

言おうと思っています

 

 

脳心(のうこ)

 

 

 

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